10ヶ月の中断、ようやくエジプトにサッカーが戻るか？

11月22日、エジプトサッカー連盟（EFA）は各クラブの代表者との会談後に「12/13シーズンのエジプトプレミアリーグは、12月15日に開幕する」と公式ウェブサイトで発表した。

「エジプトのプレミアリーグのシーズンは12月中旬に開始されます。EFAは国のバックアップを得るために大統領と接触する予定だ」

2月に行われたアル・アハリ対アル・マスリの試合で発生した、70名を超える死者を出したサッカー界最大規模の暴動事件の影響を受け、エジプト国内での全てのサッカー活動は停止されていた。

そして一旦は10月に再開を決定したものの、暴動事件の被害者となったアル・アハリのウルトラス（サポーターグループ）が、「首謀者の裁判が終わっていない、再開は認められない」と主張。サッカー連盟の本部を3度に渡って襲撃した。

セキュリティの問題があるとして、国からも再開が認められなかったため、予定は再び延期。先日二部、三部は再開されたものの、プレミアリーグに関しては日時が未定となっていた。

EFAのメンバーであるハリド・ラティフ氏は、木曜日に記者団にこう語ったとアフラム紙が伝えている。

「我々は、軍が国のスポーツ活動を支援するように、明確なスケジュールを打ち出してプレッシャーをかけているのだ。各クラブはリーグの停止によって財務上の問題で苦しんでいる。保証金を支払うよう、我々は政府に求めるだろう」

（筆：Qoly編集部 K）

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