海外組の合流時期を調整するのは難しかった」

11月26日、坡州市にあるナショナルトレーニングセンターで、韓国五輪代表監督を務めたホン・ミョンボ氏が「ロンドン五輪の準備と、銅メダル獲得に至った過程」という講演を行った。

その講演の中で「キム・ボギョンは出さなくていいとセレッソ大阪に電話した」と明かしたと、朝鮮日報紙が伝えた。

記事によれば、当初は7月2日までに招集が行われ選手が集合する予定であったが、期日が近づくと、セレッソ大阪側が事前の約束を翻し、突然キム・ボギョンの離脱を拒否したとのこと。何度も日本を訪れて円満な関係を作ってきたホン・ミョンボ氏はこれに激怒したという。

「キム・ボギョンの所属チームであるセレッソ大阪が、約束した日付までに選手は出さない、と後で態度を変えた。そっちがその気なら彼はチームに必要ない、送らなくていい、と通告して対抗した。

私は監督として、選手が一週間遅くチームに合流するということを許すわけにはいかなかった。もしそうなら最初からキム・ボギョンは選ばない。

ただ、本心では抜きたくはなかった。代わりに私が直接本人に電話すると伝えた。そしてキム・ボギョンに『五輪代表チームに入るという考えは捨て、所属クラブでのプレーに集中しなさい』と電話したよ。そうしたら翌日、約束の日に送ると連絡が来たんだ。

海外組の合流時期を調整するのは難しかった。それなりの原則と哲学を持って交渉したが、なんとか上手くいった」

(筆:Qoly編集部 K)

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