コパ・リベルタドーレス・フェメニーナの決勝が25日に行われ、PK戦の末にチリのコロコロが初優勝した。

コパ・リベルタドーレス・フェメニーナは女子のクラブ南米王者を決める国際大会。女子サッカー人気の高まりを受け2009年に始まり、今年で4回目を迎えた。約半年をかけて行われる男子とは違いW杯や五輪のように集中開催で行われており、これまで全て女子サッカー人気の高いブラジルで開催されている。その影響もあり、第1,2回大会はサントスの連覇、第3回もサンジョゼと、ブラジル勢の強さが際立っている。

今年は10ヶ国12チームが参加。4チームずつ3組に分かれて戦い、各グループの首位3チームと2位の成績上位1チームの計4チームが決勝トーナメントへ進出する仕組みで行われたが、その最後の枠でグループリーグを突破したのが昨年の準優勝チーム、チリのコロコロだ。コロコロは準決勝でブラジルのヴィトーリアを3-4で破ると、決勝でもブラジルのフォズ・カタラタス相手に0-0からPK戦を2-4で制し、初優勝を果たした。

コロコロは男子も1991年にリベルタドーレスを制しており、サントスに続き男女で南米王者に輝いた2つ目のクラブとなった。なお、7ゴールのクリスチアーニ(サンジョゼ)が2009年大会以来2度目の大会得点王となっている。

(筆:Qoly編集部 H)

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