契約延長が決まらず1月の移籍市場でクラブを去ると報じられているアーセナルのイングランド代表FWセオ・ウォルコット。既にアーセナルは代役候補のリストアップを並行して薦めていると言われているが、『bleacher report』のコラムニストであるジェームズ・ケント氏は代役候補として5人の選手をピックアップしている。「ウォルコット」の代役というよりは「アーセナルが狙うべき」というニュアンスが近いのでQolyでは掲題の様な形でご紹介しよう。

ヘスス・ナバス (スペイン/セビージャ)

セビージャのスペイン代表アタッカーが一人目の候補のようだ。ケント氏によればヘスス・ナバスは理想的な代役であり、クラブのレベルを上げる選手になるという。アルセーヌ・ヴェンゲルはイングランド人の選手達とはあまり契約しておらず、外国人選手の獲得を好む傾向にある。サンティ・カソルラは既にチームにフィットし、ナバスとカソルラはアーセナルのファンを熱狂させるとケント氏は語っている。だがナバスの加入はアレックス・オクスレイド=チェンバレンの成長を妨げるとも言われているようだ。ナバスは現在セビージャでプレーしているが、本人はプレミアリーグでの挑戦を希望してるとも報じられている。ナバスは既に夏のマーケットでアーセナル移籍が囁かれており、その機会は刻一刻と近づいているのかもしれない。

フェルナンド・ジョレンテ (スペイン/アスレティック・ビルバオ)

次もまたスペイン人だ。たびたびアーセナル加入の噂が報じられてきたフェルナンド・ジョレンテである。アスレティック・ビルバオのストライカーは移籍希望を明らかにしており、来夏での移籍を目指すと公言したばかりである。ケント氏によればジョレンテの特性はウォルコットとは異なるが、オクスレイド=チェンバレンの存在を鑑みてロビン・ファン・ペルシーの後釜となる選手を確保することが優先という論調だ。

エディン・ジェコ (ボスニア/マンチェスター・シティ)

夏のマーケットで既に報じられたエディン・ジェコの獲得も1つの選択肢として考えられるようだ。その際マンチェスター・シティはウォルコットとのトレードに興味を示しており、1月のマーケットで再び噂が浮上するのではないかとケント氏は考えているようだ。アーセナルとしては安価で他クラブに譲り渡すよりはジェコとのトレードが成立するのも悪くないのではないだろう。ジェコ自身はシティで控えにいることに不満を持っており、移籍はすんなり成立するのではないかと見られている。

ラダメル・ファルカオ (コロンビア/アトレティコ・マドリー)

いま最も旬のセンターフォワードであるラダメル・ファルカオも候補の1人だ。アーセナルとの関連もたびたび報じられており、1月のマーケットで3500万ポンドの資金を持つと言われているアーセナルが一気に巨額を投じるという噂も浮上している。もちろん世界最高クラスのフィニッシャーに成長したコロンビア代表FWはロビン・ファン・ペルシーの後釜として考えられているようだ。ばアーセナルは若手選手を育てる方針を貫きたい側面もあるようだが、アーセナルの様なクラブはクオリティある選手を補強すべきだとケント氏は主張している。

ウィルフリード・ザハ (イングランド/クリスタル・パレス)

現在イングランドで最も注目されているのがクリスタル・パレスのウィンガー、ウィルフリード・ザハだ。、チャンピオンシップで活躍を見せるザハが1月のマーケットでプレミアリーグに登場するのは時間の問題と言われており、ヴェンゲル監督も既にザハを獲得候補にリストアップしていると報じられている。しかし状況は微妙に複雑な様だ。それはクリスタル・パレスは来季の昇格が視野に入っており、彼ら昇格圏内にいる間はベストプレーヤーであるザハを売却したくはないようだ。イングランド代表に招集されたことで移籍に拍車がかかったと見る向きもあるが、断り切れない移籍金が届けばクリスタル・パレスも承諾するだろうとケント氏は考えているようだ。

(筆:Qoly編集部 L)

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