現地時間9日に行われたセリエA第16節、パレルモ対ユヴェントスの一戦。50分に生まれたリヒトシュタイナーのゴールでユヴェントスが先制し迎えた86分過ぎ、ユヴェントスに追加点を奪う絶好のチャンスが訪れる。
パレルモに与えられたセットプレーで、キッカーであるミッコリのボールを跳ね返したユヴェントスが一気にカウンターを仕掛ける。ボールを持ち上がったヴチニッチは、右にマルキージオ、左にボヌッチという状況のなか左を選択。絶妙なラストパスを受け、パレルモのGKウイカニと一対一となったボヌッチは・・・
キックフェイントを仕掛けた直後、お粗末なダイブを披露しチャンスを潰してしまったのだ。当然、この倒れ方ではデ・マルコ主審を欺くことは出来ず、ボヌッチにはイエローカードが出される。この警告によりボヌッチは次節アタランタ戦、累積警告で出場停止となることが決定。虎の子の一点を守り切りチームが勝利したのはボヌッチにとって救いであったが、ユヴェントスそしてイタリアを代表するDFが見せたなんとも格好のつかないワンプレーであった。
《試合ハイライト》
《偉大なるDF時のボヌッチ》
(筆:Qoly編集部 Y)
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