7日にアンティグア・バーブーダで開幕したカリビアンカップ2012も12日、グループBの最終節2試合が行われた。
フランス領同士の対戦となった第1試合フランス領ギアナ対マルティニークは、フランス代表でのプレー経験を持つフレデリック・ピキオンヌのゴールで先制したマルティニークがその後も追加点を重ね1-3で快勝。フランス領ギアナはジャン・クロード・ダルシュヴィーユのゴールにより1点を返したが反撃は及ばなかった。第2試合はグループ最下位に沈む優勝候補ジャマイカがキューバと対戦。キューバは0-0で迎えた後半、アリアニス・ウルヘジェスのゴールで先制すると、その1点を守り切り0-1で勝利した。
その結果、勝ち点7で首位のマルティーク、同6で2位のキューバが決勝トーナメント進出と、来年アメリカで行われるゴールドカップへの出場を決定。マルティニークはシャルル=エドゥワール・コリドンを擁した2003年以来、キューバは2大会続けてのゴールドカップ出場となる。一方、勝ち点3で3位のフランス領ギアナ、同1で最下位のジャマイカは敗退が決定。フランス領ギアナは初のビッグトーナメント出場を逃し、大会2連覇中だったジャマイカは1勝もあげられなかった。
大会は14日に準決勝2試合、16日に決勝と3位決定戦が行われる。
(筆:Qoly編集部 H)
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