短期的に言えば、明らかにメリットの方が大きい」

現在UAEの首都ドバイで開かれている国際スポーツ会議。出席した日本代表監督アルベルト・ザッケローニ氏がスピーチを行い、選手が海外移籍することの意義を説いたと、ガルフニュース紙が伝えた。

「私が最初に日本を訪れたとき、まずはそこにある問題を把握することに努めた。選手の文化的背景、メンタリティを理解し、自分に何が出来るかということに挑戦した。

Jリーグを見て、まずは選手の意識改革を行おうと考えた。なぜなら当初、数少ない選手しか計算できなかったためだ。

そして現在、ヨーロッパで28名の日本人選手がプレーしている。Jリーグは非常によくやったと思う。日本人選手は新たな経験を積み、また成長を遂げることが出来る。そして代表チームの利益となる。また、彼らが大きな大会でプレーしたとき、さらなる飛躍を遂げるだろうと信じている。

ここ(UAE)の状況は、私はよく分からない。ただ、もし選手を海外に送り出す姿勢を持っていないのならば、それを最優先事項とするべきだと思う。メリットもデメリットもあることは確かだ。しかし、日本の選手の前向きな姿勢に続くことが、未来への道筋だと思う。

Jリーグはあまりお金を得ていないが、ヨーロッパでプレーし始めた選手たちは実際に成長している。なのでプラスもマイナスもある。しかし、短期的に言えば、明らかにメリットの方が大きい。長期的にどうか、と言われれば、私には分からないが」

(筆:Qoly編集部 K)

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