チ・ドンウォンがク・ジャチョルの同僚に

1月1日、ドイツ1部・ブンデスリーガのアウグスブルクは「サンダーランドから韓国代表FWチ・ドンウォンを獲得した」と発表した。契約はシーズン終了までの期限付きで、レンタル料金に関しては両者合意の元で非公開となっている。

アウグスブルクには韓国代表の同僚であるク・ジャチョルがプレーしており、ウインターブレイク開けにはチャ・ドゥリが所属しているフォルトゥナ・デュッセルドルフとの試合を控えている。チ・ドンウォンがここでデビューを果たせば、韓国では大きなニュースとなるだろう。

同クラブのスポーツマネージングディレクターを務めているステファン・ロイター氏は、このようにコメントを発表している。

「練習前に契約できたことがありがたい。チ・ドンウォンは前線の複数のポジションで起用することが出来る選手。後半戦に向けての準備としては完璧である」

チ・ドンウォンは1991年生まれの21歳。2011年のアジアカップにわずか19歳で参加し、2ゴールをあげた韓国代表選手。11/12シーズンに全南ドラゴンズからサンダーランドに移籍、初年度は19試合に出場し2ゴールをあげたが、今季はチームの構想から外れ、リーグ戦には一つも出場していない。

サンダーランドの監督を務めているマーティン・オニール氏は、チ・ドンウォンについて「フラストレーションを貯めているようだ。プレミアで必要な体力的な部分で困難を感じている。生まれついての才能はあるが、潜在能力を発揮できるかは本人の努力次第」と話していた。

(筆:Qoly編集部 K)

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