Kuwait
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2
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0-0
2-0 |
0
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Yemen
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ユースフ・ナセル・アル・スライマン バドル・アル・ムトワ |
63' 82' |
得点者
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前回大会の王者クウェートが、イエメンを順当に撃破。内容としては、危険もあったが圧勝といって差し支えないものだった。
クウェートは比較的攻撃的なメンバーで臨み、左右非対称の戦術。ワリード・アリはサイドに張り、逆にアル・ムトワは縦横無尽に動く。ムハンマド・アル・ラシディ、ユースフ・ナセルが空いた右のスペースを使う。
実力に勝るクウェートはボールを保持し、特にワリード・アリの突破を中心にサイドから攻撃。10分に獲得したPKをアル・ムトワが止められてしまうなど、アル・サワディの好セーブが続いて点が入らない時間が長かったものの、後半に爆発。
63分に先制点を奪取。ワリード・アリのスルーパスから、追い越したシャヒーンがクロスに持ち込む。ファーポストでフリーになったユースフ・ナセルがヘディングで合わせ、ゴールに決めた。
さらに82分、同じく左サイドが基点となり、高い位置でボールを奪ったシャヒーンが中央へパス。ユースフ・ナセルが囲まれながらも粘って繋ぎ、アル・ムトワが強烈なミドルシュートを叩き込んで試合を決めた。
イエメンにとってはかなり押された内容ではあったが、決して可能性がゼロだったということではない。むしろ実力を考えればよくやった方だろう。
アル・ムトワが中央に絞るために空くスペースを徹底的に狙ったカウンターは、1、2度決定的な得点機会を作り上げた。アル・サワディの好調さも感じられ、もし先制点を決めていれば引き分け以上で終えるチャンスはあっただろう。
しかしそこで決められなかったこと、そして後半に先に失点したことで前線に人数をかけざるを得なくなり、オープンな展開に持ち込まなければならなくなった。終盤に入ってきた快足FWファハド・アル・エネジに5人抜きを許すなど、攻守のバランスに苦しみ、結局失点を重ねて敗北することとなった。
(筆:Qoly編集部 K)