意図的か、塗料の劣化か

1月8日、ガルフニュース紙は「色が違う国旗を掲げたサポーターに対して、クウェートは法的措置も検討している」と報じた。

事件は7日に行われたガルフカップのグループリーグ1回戦、クウェート対イエメンの試合中に発生。クウェートのサポーターが掲げた国旗の赤の部分が、照明の下でオレンジに見えたとのこと。オレンジはクウェートで政治改革を政府に要求している“オレンジ・ムーブメント”という活動家グループのシンボルカラーである。

クウェート・タイムズ紙の記事によれば、議会のナビル・アル・ファドル氏はこの行為に対して「愚かで厚かましい犯罪行為である」と発言。国旗に無礼な行為をしたとして法的措置を取るべきだと、バーレーン大使シャイフ・アザム・アル・ムバラク・アル・サバフ氏に要求。さらに、帰国時にサポーターを逮捕するように内務大臣に訴えたという。

一方のシャイフ・アザム・アル・ムバラク・アル・サバフ氏は、国旗がオレンジに見えたことに対して「低品質の材料で作られているため、夕暮れと照明の反射でそう見えただけであり、政治的な意図はないものだ」と説明している。

一瞬だけ映ります

(筆:Qoly編集部 K)

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