「二人のワールドスターを歓迎する」
1月11日、フランス1部のオリンピック・リヨンは、日本代表FW大野忍、そしてアメリカ代表MFミーガン・ラピノーの入団を発表する公式記者会見を行った。(→写真)
会長を務めているジャン=ミシェル・オラス氏は、世界最高クラスの選手2名を獲得できたことに喜びを表明した。
「日本から、そしてアメリカからやってきた二人のワールドスターを歓迎する。シノ(大野忍)とミーガン(・ラピノー)は冬の補強の締めくくりだ。フランス最高レベルに居続けるため、そして前人未踏のCL三連覇を果たすための獲得である。リヨンは欧州屈指の都市なので、他の大陸からやってきた人間も受け入れられる土地だ」
なお、出席した各人のコメントは以下の通り。
パトリス・レール(リヨン女子監督):
「私は常に最高のチームを求めている。そのためには最高の選手が必要だ。グループは既に高い品質を備えているが、シノとピノーの加入は他の選手にさらに刺激を与えるだろう。それは一つの問題点にもなるだろうが、多くのコーチは最良のチーム、世界最高のチームを夢見るのだ」
ミーガン・ラピノー:
「初めてヨーロッパに居を移す、これは私にとって挑戦。世界最高のチームに加入する。何か新しいものをもたらすことが出来ると信じているし、結果を残す助けとなりたい。
私はアメリカ代表としてフランス代表と戦ったことがあります。フランスのプレー哲学に対して賞賛と尊敬の念を持っています。ここに来ることが出来て本当に嬉しい。楽しみたいと思っているし、見てくれている人に何かを感じさせたい」
大野忍:
「“シノ"と呼んでください。リヨンに加入することが出来てとても幸せですし、許してくれた指導者の方々にお礼を言いたい。感謝を表すために、ピッチの上で力を証明したい。とても才能のある選手たちの中に自分が入るということに感動しています。トレーニングでは技術を見せることが出来なかったので、まずフィジカル面を高めたい」
(筆:Qoly編集部 K)