ライカールトは中東で全く結果を出せず

1月16日、アラブニュース紙は「サウジアラビアサッカー協会は、フランク・ライカールト代表監督を更迭することを決定した」と報じた。

記事によれば、サウジアラビアサッカー協会は16日に代表監督信任投票を行い、解任が過半数を超えた為、アハマド・イード・アル・ハルビ会長はフランク・ライカールト代表監督の更迭を決定し、公式発表したとのこと。

後任についてはセルヒオ氏を最有力候補としてオファーを送っており、スーパーバイザーとしてサルマン・アル・クライニ氏が就任する予定であるという。

バルセロナでチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたことで知られるフランク・ライカールト氏は、昨年6月にサウジアラビア代表監督に3年契約で就任した。

しかし、ワールドカップ最終予選出場を逃し、先日行われた西アジアカップでもグループリーグ敗退。そして現在開催中のガルフカップでも決勝トーナメントに進めず、不振が続き、1年半を残して解任された。

なお、ライカールト氏の給与は530万ユーロ(およそ6億2000万円)、あるいは900万ドル(およそ8億円)と報じられており、かつてメディアによって伝えられた世界ランキングでは11位、代表監督に限れば世界第3位の高額年俸であった。

この解任によって、サウジアラビアサッカー協会は違約金として400万ユーロ以上の額をライカールト氏に支払う契約になっているという。

(筆:Qoly編集部 K)

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