2013年1月20日(日) - ネルソン・マンデラ・ベイ(ポートエリザベス)
Mali
1
0-0
1-0
0
Niger
セイドゥ・ケイタ
85'
得点者

マリが苦戦しながらもニジェールに勝利し、今大会4試合目にして初の勝ち点3を獲得したチームとなった。

ニジェールは昨年の大会と同じく守備に人数をかけたカウンター戦術を選択し、引いて守りを固めた。マリはそのためにボールを一方的に保持し、ポゼッションから攻める展開となった。

だが、押し込みながらも得点を奪うための方策が乏しく、決定的なチャンスに結びつかない。ディアバテの高さと強さ、前線で基点となる力は効いていたが、本人も比較的ボールを貰いに下がる上、両サイドがドリブルで仕掛けてしまうためクロスがあまり入ってこず、チームとして彼を上手く生かせていなかった。

また、後半に入るとニジェールの最終ラインが若干上がり、比較すればコンパクトになったことでスペースが乏しくなり、さらに煮え切らない展開となった。

しかし終盤になってママドゥ・サマサとディアバテの2トップに変更すると、ロングボールやロングスローから高さが生きる場面が生まれ始め、マリにチャンスが連続して訪れるように。

そして85分、ディアワラのアーリークロスをダウダがキャッチし損ね落球したところを、セイドゥ・ケイタがシュート。これがゴールに決まり、試合終了間際に決勝点を奪った。

(筆:Qoly編集部 K)

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