ムサ・シソコ放出のトゥールーズ、中盤の強化を狙う
1月30日、フランス・リーグアンのトゥールーズは「サウジアラビア1部のアル・ヒラルから、モロッコ代表MFアディル・エルマシュを獲得した」と発表した。契約は今季終了までの期限付きで、背番号は22に決定している。
アディル・エルマシュは1986年生まれの26歳。ニーム、ランスの下部組織出身のボランチで、2006年にトップチームデビュー。ベルギーへのレンタルも経験し、復帰後の08/09シーズンにレギュラーに定着。2011年にサウジアラビアに移籍し、アジアチャンピオンズリーグでも活躍した。
フランス生まれであるが後にモロッコのフル代表入りを選択し、2012年、そして現在行われている2013年のアフリカネイションズカップに出場した。ただしモロッコはグループリーグで敗退しているため、エルマシュはすでにトゥールーズに合流している。
また、トゥールーズはさらにパリ・サンジェルマンに所属しているフランスU-19代表MFアドリアン・ラビオの獲得にも乗り出しているとレキップ紙が報じている。
アドリアン・ラビオは1995年生まれの17歳。スター軍団と化したチームの中、プレシーズンマッチで出番を得て高評価を受け、トップチームに帯同している左利きの長身ボランチである。パリ・サンジェルマンは中盤の人員を削減する方針を固めており、レンタルでの放出には前向きであるという。
フランス代表MFムサ・シソコをニューカッスルに売却したトゥールーズは中盤の強化を狙っており、さらにヴァランシエンヌに所属しているセネガル代表MFのレミ・ゴミスも獲得候補としてあがっているとのこと。
(筆:Qoly編集部 K)
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