「優先順位はスポルティングでプレーすることの方が上」

2月10日に行われたリーガ・ゾン・サグレス第18節、スポルティング・リスボン対マリティモの試合でプロデビューを果たしたブルマ。彼に対してイングランドの数クラブが興味を示していると、メイスフットボールが報じた。

アルミンド・トゥエ・ナ・バンニャ、通称“ブルマ”は1994年生まれの18歳。ギニア=ビサウの出身であるが、若くしてスポルティングの下部組織に引き抜かれて渡欧。ポルトガルU-15代表から各年代で選抜されてきたエリートである。

ちなみに、チェルシーユース出身で、フラムのU-21でプレーしているブオメスカ・トゥエ・ナ・バンニャ、通称“メスカ”は彼の実兄に当たる。

圧倒的な加速力を生かしたドリブル突破、積極的なカットインでゴールを狙うウイングであり、先日のデビュー戦ではハーフタイムで交代となったが強みは通用することを証明するプレーを見せた。Bチームでの活躍から昨年にはマンチェスター・シティやバルセロナが獲得に動いていると報じられたことがある。

彼のエージェントを務めているカティオ・バルデ氏は「イングランドの数クラブから調査されているが、優先順位はスポルティングでプレーすること」と話している。

「ブルマはいつもこの日を夢見ており、それが昨日実現したんだ。私も嬉しかった。ジョゼ・アルヴァラーデで彼がプレーし、ファンに愛される姿が見たかったからね。

いくつかのイングランドのクラブから問い合わせは頂いている。しかし優先順位はスポルティングでプレーすることの方が上だ。これから彼が世界に飛び出していくために、クラブからはメンバーに入れ続けるという保証をしてもらっているしね。

ゴディーニョ・ロペス会長は、会長選挙前に彼の問題を解決したいと考えているそうだ。ブルマは来季までの契約があるが、今2018年夏までの延長に向けて交渉を行っている。

もう合意はした。契約を更新するのが明日なのか、明後日なのか、それは分からない。しかし両当事者の間では方針は固まっている」

(筆:Qoly編集部 K)

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