『独島セレモニー』のパク・ジョンウ、IOCからは勧告のみ

2月12日、朝鮮日報紙は「韓国代表MFパク・ジョンウに対し、IOCは保留されていた銅メダルを授与することを決定した」と報じた。

この決定は、12日にスイス・ローザンヌで行われた国際オリンピック委員会(IOC)の執行委員会において下されたもの。IOCはさらに大韓体育会に対して再発防止のための教育プログラムを策定するように勧告を行っている。

昨年7月に行われたロンドン五輪男子サッカー競技三位決定戦の終了後、『独島は我が領土』と書かれたプラカードを掲げたことにより、銅メダルの授与を保留されていたパク・ジョンウ。政治活動、宣伝活動を禁止する五輪憲章違反の疑いがあるとして調査が進められており、FIFAは二試合の出場停止と3500スイスフランの罰金を言い渡している。

パク・ジョンウは12日の執行委員会に出席し1時間に渡って釈明を行い、終了後に「誠実に調査に望んだ。良い結果があることを期待する」と話していたという。その12時間後、大韓体育会にIOCから「銅メダルの授与が確定した」と通達があったとのことだ。

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