ドログバの移籍はまだクリアにならず

2月21日、AP通信は「ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04は、UEFAチャンピオンズリーグのガラタサライ戦の結果を不服として訴える可能性がある」と報じた。

シャルケ04は20日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で、トルコ1部のガラタサライと対戦し、1-1と引き分けた。

しかしシャルケ04は21日、ツイッターにおいて「チャンピオンズリーグにディディエ・ドログバが出場できる資格があるのかどうか疑わしい。我々には訴える権利があり、それを検討している」と発表した。

コートジボワール代表FWディディエ・ドログバは、昨年夏に中国1部の上海申花と二年半の契約を結び入団したが、今冬ガラタサライへと移籍した。契約が残っている状態での退団であったが、ドログバ側は「上海申花に給与未払いがあったため、契約解除が可能である」と訴え、FIFAもそれを認め暫定的にプレーする許可を出している。

しかし、上海申花側はそれに反発しており、昨日「新たな証拠を提出する用意がある」と、ドログバの移籍を認めず法的措置も辞さないと発表している。

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