昇格の可能性を残す勝利を導いた鮮やかなゴール

2月24日に開催されたポルトガル2部リーグ、ペナフィエウ対FCポルトBの試合でセットプレーから生まれたアクロバティックなゴール。

得点を決めたルイ・ミゲウは、アカデミカ・コインブラの下部組織で育った29歳のストライカー。トップチームではあまり必要とされず3部リーグやブルガリア、スコットランドでプレーしてきた経験を持ち、ボールを収める巧みな技術を武器としている苦労人である。

ちなみにフリーキックを蹴ったのは、09/10シーズンにVVVで本田圭佑選手と共にプレーしたことで知られるディオゴ・ヴィアナ。彼自身もポルトのユースで育ち放出された選手で、古巣にキツイ一撃をお見舞いした形となった。

なお、2点目のPKを決めたセルジオ・オルガニスタ(ちなみに彼はミゲリートの弟である)もポルトのユース育ちで、ディオゴ・ヴィアナと同じくトップチームに上がれず放出された経験を持つ。

このゴールをきっかけに2-0とFCポルトBを破ったペナフィエウは、年明けから9試合で5勝3分け1敗と絶好調。11月には泥沼の5連敗も喫し下位に沈んだが、昇格争いに踏みとどまる快進撃を続けている。

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