3月10日、ジャーナル・レコード紙は「現役を引退していた元アンゴラ代表FWマントーラスが、来季ルクセンブルクリーグで復帰する可能性がある」と報じた。

ペドロ・マヌエウ・トーレス、通称“マントーラス”は1982年生まれの30歳。かつては「エウゼビオの再来」と評価されたアンゴラ出身のストライカーである。2001年にベンフィカに引き抜かれ、初年度から13ゴールを獲得。バルセロナやインテルからも興味を持たれたと言われている。

しかし、2002年に負った深刻な膝の怪我が彼のキャリアを破壊した。4度の手術を受けるも、かつての輝きを取り戻すことが出来ず。それでもベンフィカに忠誠を誓い「給料が貰えなくても残る」と宣言して復活を目指したが、2010年に現役引退を発表。そのキャラクターからファンには絶大な人気を誇った選手である。

彼が復帰する可能性が示唆されているのは、ルクセンブルク1部リーグに所属するRMハム・ベンフィカ。その名の通りベンフィカとの間に資本関係を持っているクラブである。マントーラスは現地のポルトガル語新聞にこう話したという。

「彼らが僕を求めるのなら、救いの手を差し伸べるつもりさ。10試合で30点は取ってみせるよ。別にお金は要らないさ。寝るところと食べ物さえ用意してくれさえすれば構わない」

記事によれば、RMハム・ベンフィカの会長を務めているニコ・ジンスマイスター氏もこの提案に乗り気であるという。