3月30日、ポルトガル2部に当たるリーガ・デ・オンラの第33節が開かれ、早くも一つの昇格チームが決定した。

今季序盤からずっと首位をひた走ってきたベレネンセスは、プレッシャーが影響したのか中位のペナフィエウに2-0と敗北。勝ち点を78から伸ばすことが出来なかった。

ところが、彼らを追うライバルのサンタ・クララがアトレティコCPに敗れ、オリヴェイレンセがトロフェンセと引き分けという結果に終わり、逆転が不可能に。

3位のレイションエスは勝ち点54で残り8試合と、全勝すれば並ぶことは出来るものの、レギュレーションでは当該チーム同士の勝敗が優先されるため、1勝1分のベレネンセスが優位。

さらに上位に付けるスポルティングBとベンフィカBは1部昇格が許されないリザーブチームであるため、ベレネンセスが3位以下に落ちる可能性が消滅。

この結果、なんと9試合という信じられない数を残して、ベレネンセスの3年ぶりの1部復帰が決定。わずか5つしか存在しないポルトガルリーグ優勝経験を持つクラブが、再びピラミッドの頂点へと帰ってくることとなった。

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