3月31日、フランス・リーグアンのレンヌは「アストン・ヴィラから期限付き移籍していたジャン・マクンの契約を完全移籍に切り替え、2年契約を結んだ」と発表した。
ジャン・II・マクンは1983年生まれの29歳。主にリールやリヨンでの活躍で知られているカメルーン代表選手である。守備力や運動量を武器とするボランチだが、ヘディングの強さと得点力にも定評がある。
2010年の冬にリヨンを退団し、イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラに加入。しかし英国では存在感を発揮できず、11/12シーズンはギリシャのオリンピアコスへ、今季はレンヌに貸し出された。
フランス代表MFヤン・エンヴィラの退団もあって1月からはほぼ全試合に出場しており、チームに欠かせない選手に。レンヌは完全移籍に切り替えることが出来るオプションを行使することを決断し、アストン・ヴィラに手数料を支払い取引が成立したという。
なおアストン・ヴィラの発表によれば手数料の金額は非公表とのことだが、レキップ紙の報道によれば元々は300万ユーロ(およそ3億6千万円)と提示されており、交渉の結果それよりも少ない額で決着したという。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」