网易体育は「上海申花の監督を務めるセルヒオ・バティスタは、給与の未払いが続いていることを認めながらも、クラブに残ることを宣言した」と報じた。
中国超級リーグで戦っている上海申花は、昨年元フランス代表FWニコラ・アネルカ、コートジボワール代表FWディディエ・ドログバを獲得して話題を集めた。
しかしその後経営陣の内紛によるゴタゴタ、リーグでの成績不振、資金の流れの滞りが続き、結局両選手も契約を満了することなく退団。FIFAも上海申花の契約不履行を認めたことから、報じられていた給与未払いは実際に行われていた可能性が濃厚である。
そして先週も、遼寧とのホームゲームを前に3名の外国人選手が給与の未払いを訴え、チームに帯同することを拒否。ジョバンニ・モレノ、ロランド・スキアビ、パトリシオ・トランソが欠場したチームは引き分けに終わり、3試合を終えて降格圏内に沈んでいる(1勝2分であるが、八百長によるペナルティで勝ち点が-6されているため、まだ-1とマイナス)。
6日夕方に行われた記者会見において、セルヒオ・バティスタ監督も自身の給与が支払われていないことを告白。しかしチームを離れる意思はないと話した。
「私はまだヘッドコーチだ」
「私も数か月間給与を受け取っていない」
「しかし、私はこのチームのヘッドコーチだ。まだここで戦い続けなければならない。選手がうまくやれるよう支援していきたい」
なお、クラブは給与の未払いのみならず、先日の八百長問題による罰金も、今月2日の期限までに支払うことが出来ず滞納していることが明らかとなっている。
网易体育は、上海申花が中国サッカー協会に対して、今月末まで支払いの遅延を求める手紙を送付したと報じている。ただし、協会側は担当者が休暇を取っているためこれに対しての返事をしていないという。
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