近年多くのブンデスリーガーを輩出している日本。彼らの活躍により日本人選手の評価はドイツで安定した地位を築きつつあるが、以前からドイツへの移籍が盛んな韓国人選手たちも人気のようだ。

韓国代表FWソン・フンミンは韓国人選手の中でも人気銘柄だ。ソン・フンミンを巡ってはプレミアリーグのリヴァプールとトッテナムが獲得を目指しているという。しかし、ハンブルガーSVは売却する気は毛頭ないという。

ソン・フンミンは土曜日のマインツ戦でチームの全得点である2ゴールを奪い勝利に貢献。28試合で11ゴールとストライカーとしての結果をきっちり残している。この活躍をふまえ、ハンブルガーSVのチーフ、フランク・アルネセンが以下のように語っている。

「彼は契約に値するシーズンを送っているが、他のクラブから如何なるオファーも受け取っていないよ。我々は彼や彼との契約延長において良い状況にあるので、彼と長い契約を結ぶ事についてポジティブに感じているよ」

「我々がすべきことは、彼が落ち着けるようにできるだけ早く彼の契約延長を確かなものとすることだ」

また、サンダーランドからアウクスブルクにローン移籍中のチ・ドンウォンも週末に大活躍して評価を高めている。チ・ドンウォンはフランクフルト戦で2ゴールを奪っており、前日に1試合2得点を叩きだしたソン・フンミンに触発されたかのような活躍を見せた。

この2ゴールはアウクスブルクのチ・ドンウォンの正式買取に繋がったようだ。『Kicker』がアウクスブルクは250万ユーロの買取オプション行使を決めたと報じているのである。

以前から多くのアジア人選手が活躍するブンデスリーガ。国内リーグの盛り上がりは年々増し、2011年にはUEFAランキングでかつて世界最高のリーグと呼ばれたイタリアを逆転。今季のチャンピオンズリーグではバイエルンとドルトムントが準決勝進出を果たすなど成功が成功を呼んでいる。

「プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラを超え、中心をアジア人選手が占める」

そんな日が近い将来訪れるかもしれない。

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