AFP通信は「ASモナコの副会長ジャン=ルイ・カンポラ氏が、フランスリーグの新たな規制に対して断固戦うと宣言した」と報じた。

モナコ公国に拠点を置きながら、フランスリーグで戦ってきたASモナコ。彼らはこれまでフランスとは違う税制の下で経営されており、外国人選手は所得税を課せられることがなく、フランス人選手もわずかな金額を支払うのみであった。そのため、他のフランスに拠点を置くチームよりもより契約面で有利であった。

しかし先月、LFP(リーグ・デュ・フットボール・プロフェッショネル)は、「フランスリーグで戦うすべてのチームは、フランス国内で管理され、同じ税制の下で戦うものとする」という新たな規制を行うことを決定。

ASモナコを狙い撃ちしたともいえる決定に対し、当初からクラブは反対の立場を明らかにしていた。そして、ジャン=ルイ・カンポラ氏はRMCラジオの取材に対してこのように話したという。


「奴らは我々を屈服させたいのだ。しかし、我々はあらゆる手段を行使して彼らと戦う」

「これは、次の移籍市場でとても難しい事態となる。選手と契約を結ぶためには、確固とした未来が必要なのだ。権利が認められなければ、我々は契約に同意することが出来ず、来年にはサッカーをやめなければならないかもしれない」

「オーナーは、クラブ、およびフランスのフットボールのためのプロジェクトを持っている。しかし、もし人々がモナコの進歩を望まなければ、すべてが止まってしまうのだ」

「セリエAでのプレー? いや、その方法は考えていない。それだけははっきりということが出来る。我々の歴史はFFF(フランスフットボール連盟)とともに歩んできたものだ」

「だが、それは我々がこの変化を受け入れることとは別の話だ。我々は額に銃口を突き付けられ、そして2014年6月という期限を与えられた。しかし、この問題に対処することはできない」


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