BBCスポーツ

ヴィクター・アニチビ

「現時点で僕にとって最優先なのは、クラブのサッカーに集中すること。クラブチームでのサッカーがなければ、ナショナルチームでのサッカーは存在し得ない。エヴァートンのみんなが僕の治療に付き合ってくれたし、リハビリを助けてくれた。僕は自分を正確に管理してくれたクラブに貸しがあるんだよ。

ナイジェリアサッカー連盟がそれほど僕のことを気にかけているとは思えなかった。代表で怪我をしたときには特にね。

でも、それで僕は誰かを批判しているわけではないよ。ナイジェリアサッカー協会に対しても、スティーヴン・ケシ代表監督にもね。彼はとても素晴らしい仕事をしているし、ナイジェリア人が誇りに思えるチームを構築しているよ。

多くの人々が、『ネイションズカップで優勝したチームに入れなくて悲しかったか？』と尋ねてくるんだ。そりゃあれだけの苦しい時期があって、最後にこんな幸福が待ち受けていたわけだから、それほど幸運ではなかったのかもね。

でも、サッカーは怪我の痛みは取り払ってくれないからね。それは十分承知している。そして、たぶんそれはナイジェリアにとっても良かったんだ。僕がもしあそこに行っていたら、今のように、あるいはクラブで見せているようなプレーができたか？　おそらくそれはない。だから、お互いにとって良かったんだよ。

まだ今の段階では、いつ国際試合に復帰できるかはわからない。しかし、いつしか必ず戻ってくるよ」