5月10日、フォーフォーツーは「セントラルコースト・マリナーズのDFパトリック・ズワーンスワイクが、来週半ばのACLを最後に引退する」と報じた。
パトリック・ズワーンスワイクは1975年生まれの38歳。2004年から2005年にかけて大分トリニータでプレーしたことでも知られるオランダ人DFである。
2010年からセントラルコースト・マリナーズでプレーし、オーストラリアでの3シーズンで87試合に出場、11ゴールを記録し、チームの中心選手として活躍した。15日に行われるACL決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、広州恒大とのホームゲームが彼のラストゲームとなる。
引退後については、セントラルコースト・マリナーズの下部組織でコーチを務めることが決定しているという。
フォーフォーツー
パトリック・ズワーンスワイク
「人生の転換期がきたと思う。これは自分のキャリアを終わらせるにいいタイミングだし、絶好の機会だ。自分にとって、サッカーから、そしてセントラルコースト・マリナーズから受けた恩を返すことが重要なんだ。
ザック・アンダーソン(セントラルコーストの若手DF)にとってはチャンスだ。もちろんトレント・セインズバリーにもね。僕が離れることによって、彼らには信頼を得るための絶好の機会になる」
フォーフォーツー
グレアム・アーノルド監督
「パトリックと契約した時、彼はもう35だったし、その価値があるのかと疑問を投げかける者もいた。しかし、彼はマリナーズとAリーグに多大な貢献をし、3シーズンで質の高さを証明した。
とても安定したパフォーマンスを持っていたし、他の選手を最大限に助けるリーダーシップについても疑いようがない。アレックス・ウィルキンソン、トレント・セインズバリー、ザック・アンダーソンらはパトリックのおかげで向上していった」
フォーフォーツー
ピーター・ターンブル会長
「パトリック・ズワーンスワイクは、ピッチの内外問わず常にチームの柱となってきた。彼のリーダーシップの質は明白であり、若手が新たなレベルに達することを助けた。
パトリックがまた新たな役割のもとでそのリーダーシップを発揮し続けてくれることに興奮している。
ユースの選手たちは、パトリックというコーチに教えてもらうことで、一層』向上できる。もちろん、協会の職員として地域の指導者にも大きな影響を与えるだろう」