11日に行われたJ1第11節、サガン鳥栖戦でハットトリックを達成した、23歳のストライカー、川又堅碁。
2006年、愛媛県立小松高校2年時に特別指定で愛媛FCへ加入し、第41節水戸戦でJ2デビュー。2008年にアルビレックス新潟へ入団してからはなかなか試合に出られない日々が続いたが、2011シーズンに23試合に出場すると、昨季はJ2のファジアーノ岡山へレンタル移籍。得点王に輝いたダヴィ(甲府)の32ゴールに次ぐランキング2位タイの18ゴールをあげ、クラブ史上最高位の8位に大きく貢献した。
その岡山時代のゴールをプレイバック。
183cmのすらっとした体格で、身体能力や技術に特段優れるわけではないが全体的なバランスが良く、無理の利く身体とストライカーらしい気持ちの強さを持つ川又。復帰した今季の新潟では開幕当初こそ控えだったが、8節の鹿島戦で先発フル出場すると、翌9節から3試合連続、計5得点と活躍中。(下は鳥栖戦のハットトリック)
J2で実績を残したアタッカーがJ1でも即活躍というのが近年目立っているだけに、「好きなサッカー選手」は同じ左利きのファン・ペルシーという新潟の若き点取り屋に注目したい。