6月1日、AFP通信は「ポルトガル1部のベンフィカは、ヘーレンフェーンからセルビア代表MFフィリップ・ジュリチッチを正式に獲得した」と報じた。移籍金は600万ユーロ。契約期間は公表されていない。

フィリップ・ジュリチッチは1992年生まれの21歳。スピードとテクニック、判断力に優れたチャンスメイカーであり、ベンフィカと競合していたトゥウェンテのみならず、マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールなども興味を示していたという。

ツルヴェナ・ズヴェズダやオリンピアコスのユースで育ち、2010年から所属したヘーレンフェーンでブレイク。昨季は10ゴール、今季は7ゴールと結果を残した。

今年2月にクラブと仮契約を行っており、今回はそれが正式な契約に移行したこととなる。なお、ベンフィカはすでに同じセルビア人のFWミラレム・スレイマニ、DFステファン・ミトコヴィッチの獲得も決定。ネマニャ・マティッチを含め、クラブにはセルビア人が四名も所属することとなる。


ベンフィカ、さらにリサンドロ・ロペスを補強へ

ジャーナル・レコード紙は「ベンフィカはアルゼンチン1部のアルセナルに所属しているDFリサンドロ・ロペスの獲得を目指している」と報じた。

リサンドロ・エセキエル・ロペスは1989年生まれの23歳。もちろんフランス1部のリヨンに所属しているストライカーとは別人。アルゼンチンで最も期待されている若手センターバックの一人である。競合はミラン、インテル、ローマ、パルマなどで、評価額は500万ユーロと見られている。

ベンフィカはDFエセキエル・ガライがマンチェスター・ユナイテッドに移籍するのではないかと報じられており、そのバックアップとして彼の獲得を検討しているという。

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