その1に続いて、チェルシーのDFセサル・アスピリクエタが『DTlux』で語ったインタビュー。

Azpilicueta DT

【Tシャツ・ジーンズ=Dsquared2、スニーカー=Adidas、時計=Roger Dubuis】

 

ー 多くのスペイン人がロンドンに英語を学びに行くけど、多くの人はビールを注文することすらできない。あなたはスペイン人に囲まれて生活しています。 地元の文化に溶け込むための努力はした?

うん、(英語は)少しは分かっていたけど、着いた日から勉強しているよ。ここに来た日から溶け込む努力はしてる。僕は常に自分が住んでる国の生活方法に適応しようとしてきた。 スペイン人で集まるのは普通だけど、自分たちを他から切り離しているということではないよ

ーでは、英語のテストをしてみましょう。 “La raja de tu falda?” という曲の歌詞を翻訳できますか? (※アスピリクエタはチェルシーの新人通過儀礼の際にこの曲をチョイスしたそう)

「NO,まだ無理だよ(笑)」

ー(チェルシーの)入門テストにパスしなければならなかった?? それとも、全選手の前で歌うので十分だった?

「いや、十分だった。こういう儀式はほとんどのチームにあるんだ。誰もが自分が歌わなきゃならなかったことを思い出す。最初の時(オサスナ?)もやったよ。 マルセイユにも同じ伝統があった。その時は“Macarena”を歌ったんだ」

ー チェルシーのロッカールームには多くのスペイン人がいます。彼ら(チーム?)はあなたがLODVG(スペインのバンド)を流すことを許してくれます?それとも、ブリットポップを聴くことを強制される?

「僕は音楽担当じゃないんだ。用具マネージャーが流す音楽を決めていて、だいたいラップかイギリスのヒップ・ホップだよ。僕はあんまり音楽は聞かないんだ。 いつもラジオを持ってるんだけど、旅行すると趣味も発展するよね。フランスで新しいのを見つけたし、ここでもそうだよ。最近はジャスティン・ティンバーレイクを聴いてるよ。フアン・マタが彼のことを大好きだからね」

ー歌といえば、チェルシーのファンはあなたのためにもう曲をつくりました? リヴァプールファンがシャビ・アロンソに、アーセナルファンがセスクにしたように。

「いや、まだだね。彼らにとって僕の名前を発音することは難しいからやっかいだろうね。でも、イングランドでは本当にファンの愛情を感じるんだ。試合の毎プレーごとにファンはサポートを示すんだよ」

ープレミアリーグにはネガティブなこともありますよね。センセーショナルなマスコミとか。いまのところ、彼らはあなたをどう扱ってる?

「英語の新聞は読んでないんだ。彼らがどんなものか分かっているし、マスコミがスポーツよりもかなりセンセーショナルなことも。でも、何の問題もないよ」

ーアブラモビッチの有名なパーティーに参加した?

「いや、まったく。彼には2,3回しか会ったことがないし、全部スタジアムだった」

ー試合やトレーニング以外でどこに行けばあなたを見つけられる?

「僕は落ち着いた生活をしてる。恋人と2匹の犬と過ごすのが好きなんだ。街の中心部に行くこともあるけど、穏やかなものさ」

ーまだビジネスについて勉強してる?

「いや、フランスを発った時に諦めなきゃならなかった」

ーいくつかあなたにはステレオタイプなスター選手に当てはまらないものがあります。そのうちのひとつがTwitterを使わないこと。 チームメイトたちがつぶやいてる間、どうしてる?

「僕は(Twitterに)足を踏み入れなかった。興味が全くないんだけど、それによって気分が悪くなることはないよ。 (Twitterは)ファンとコミュニケーションする素晴らしい表現方法で、ファンが評価してることは知ってるけど、僕は他のやり方でやろうとしてる」

ー あなたはイヤリングを着けないし、タトゥーもないし、ヘアースタイルは普通だし、格好もユース選手と変わらない。美的観点においても、あなたはステレオタイプなファッションビクティムなフットボーラーではありません。

「時には変わってみたいけど、極端なのはないな。いずれにしろ、魔法は使えない。タトゥーを入れることにも全く興味がない。イングランドではかなり一般的だけどね。 僕はもっと古典的なんだ。時々ファッショナブルになろうとするけどね」

ー どんな格好が多い?

「半袖のシャツ」

ー スペイン、フランス、イングランドでプレーしてきたけど、どのリーグがよりトレンドに敏感?

「何て言えばいいか分からないな。ここチェルシーでは多様性があるね。ドレスアップする選手もいれば、ジャージの選手もいる。これまでプレーしてきたチームのなかで一番ふり幅がある」

ーさっき取り上げた以前のインタビューにおいて、あなたはSeat León(スペインの乗用車)に乗っていて、それを変える理由がないって話してました。 まだそのまま?

「車は変えたよ。マルセイユへ行く際にあれはパンプローナに残してきたので、別のを購入したんだ。実のところ、あんまり車は好きじゃない。今は右ハンドルのを持ってる。なんとかうまくやってるけど、たまに縁石に近づきすぎちゃうんだ」

ーあなた曰く、フアン・マタはロンドンの秘密を全て知っているそうですね。 彼はもうどこで旨い食事ができるか、あなたに教えてくれた?

「今のところまだ。僕らはいつも家でだけスペイン料理を食べるんだ。キッチンでだらだら?してるよ」

ー ロンドンにあって、パンプローナにないものは?

「毎日何かできるものがあるね。ショー、レストラン、映画、劇場・・・でも3日おきに遊ぶくらいだよ。そんなに自由な時間はもてないから」

Azpilicueta DT

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