6日に行われたブラジル全国選手権の第4節コリチーバ対フルミネンセ。

1-1と同点で迎えた試合終了間際、コリチーバのMFアレックスがミドルレンジから・・・

目の覚めるような強烈なシュート!

シドニー五輪世代でブラジル代表の10番を背負った“天才”アレックス。ずば抜けたテクニック、左足からの創造性豊かで正確無比なスルーパス、高い得点力というブラジル人の愛する“古典的な10番”として将来を嘱望されたが、折しも時代は個のテクニックよりチーム戦術、フィジカル、スピードが重視される過渡期。代表ではロナウジーニョ、カカら後輩の台頭を許し、また、欧州のトップリーグでもそのスタイルと小さな体が影響してか大成できなかった。それでもトルコ・フェネルバフチェで8年連続二桁ゴールを記録するなど一定以上の活躍をし、今年に入って地元のコリチーバに復帰。今年で35歳になるが10番とキャプテンマークを背負い、開幕から2勝2分と好調のチームを牽引している。

試合はアレックスのゴールが決勝点となり、コリチーバが前年王者のフルミネンセを2-1で下している。

試合ハイライト

先制ゴールのアシストも秀逸である。

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