先日紹介したセサル・アスピリクエタに続いて、『DTlux』に登場したフアン・マタのインタビュー。
Q.チェルシーでの初めてのシーズンにクラブの『player of the year』に選ばれました。こんなに早くプレミアリーグで成功を収めると思っていた?
実際のところ、NOだね。僕にとって素晴らしいシーズンだったし、チャンピオンズリーグで優勝してシーズンを終えられたのも素晴らしかった。
Q.自身のブログ、“One hour behind”の導入部分で語っているように、あなたはすでに多くの夢を成し遂げています。やり残したことはある?
アスリートとして、チャレンジし、自分自身を超えなくてはならない。子供の頃、ワールドカップとチャンピオンズリーグで優勝するのを夢見てたけど、まだ目標はあるよ・・・プレミアリーグもそのひとつだし、もちろん代表チームでEUROやワールドカップでプレーし続けたい。
Q.マドリーで成功できなかったのは今でも心に引っかかってる?
僕はいま幸せだよ。いま経験していることは他のことを考える時間を僕に与えない。物事は僕にとってとてもうまく過ぎていってる。いま僕はロンドンに住み、チェルシーでプレーしている・・・人はキャリアにおいて違った瞬間を経験するもの。マドリッド、バレンシア、そして今はチェルシー・・・それと生きていかなくてはならないんだ。
Q.コンフェデレーションズカップ、W杯予選に向けて”La Roja”(スペイン代表)のオプションをどう見てる?
この代表チームは歴史を創ってきた。これまで、どこもEUROーW杯ーEUROを(続けて)優勝したことはなかった。僕らはタイトルを求め続けている。このフットボーラーたちとこの人間のグループの一員であることを幸運に感じているよ。僕らの選択は進歩し続け、勝ち続けることさ。
Q.デル・ボスケは常にグループを変えることにはとても慎重です。どんな名前が近い将来、代表メンバーに載ると思う?
イスコやムニアインといったところは既に呼ばれているし・・・キーパーのデ・ヘアやチェルシーのチームメイトであるセサル・アスピリクエタも・・・。 長い期間(代表で)プレーしている偉大な選手たちとこれからやってくる素晴らしい選手がいるのはこのチームにとっていいことさ。将来はとても輝かしいものになるだろう。
Q.オビエドの同胞でもあるミチュはスウォンジーで素晴らしいプレーをしているけど、推薦しようとは思わなかった?
(笑)それはいいかもね、彼のことは知ってるし、プレミアでの(今)シーズンは称賛に値する。特に1年目だしね。同じカンテラで一緒に成長した頃から知っているし、彼にとって(プレミアにきたのは?)よかったのかも。
Q.シルバはシティでよくやっているし、パブロはスウォンジー、ビセンテはブライトン、そして、あなたはチェルシー・・・みんなで来季(イングランドの地で?)バレンシアを復活させるためにビジャのための場所を空けてる?
事実は“El Guaje”(ビジャの愛称)はバルセロナでとてもよくやっているということだよ。バレンシアは困難な財政状況にあったので、僕らの多くは去ることになった。幸いにも僕らにとってすべてはうまくいった。もちろんダビド(ビジャ)の幸運を願ってるよ。
Q.もしあなたが皆あそこにい続けていたら、今のバレンシアはどうなっていたが、考えたことはある?
実のところないけど、あそこにいた時 僕はバレンシアに生きたし、バレンシアを楽しんだ。19歳の頃にやってきて、ビジャ、シルバ、バラハ、マルチェナ、アルベルダ、アルビオル、モリエンテス、カニサレスたちとプレーできたのは誇りだった・・・みんなスペインフットボール界の重要人物だよ。 今は違う選手たちがうまくやっているし、チャンピオンズリーグ出場を懸けて戦ってる。
Q.実際のところ、ロマン・アブラモビッチってどう?
普通の人さ、フレンドリーだし、チームのことに熱心だね。僕らは彼とそんなに会わないんだ。彼は試合にもトレーニンググランドにもいくらか来るけど、毎回話すたびチームのことに興味があるようで、色々聞いていたよ・・・。
Q.彼はあなたを何かのパーティーに招待した?
NO(笑)
Q.フェルナンド・トーレスがもう一度ゴールスコアラーとして爆発するために何が必要だろう?
フォワードはみんなゴールしたいし、そのために彼らはハードワークをしてると思う。彼の場合、どれだけ彼がハードに働いているか、みんな結構見えてないんだ。スペースをつくって、DFを引きはがす・・・今年は彼は19,20ゴールくらい決めてるけど、もっと決めるだろうと確信してるよ。彼には大きな信頼を寄せてる。
Q.どうやってロンドンに馴染みました?
この街が大好きだし、新しい場所を知っていくのが好きなんだ。新たな地区を探索するために、行けるときはいつでも街の中心部へ行ってる。ここに住んでいても、常に発見があるんだよ
Q.ロンドンとマドリッドの違いは?
マドリッドでもとてもいい生活ができるけど、ロンドンはさらに大きい。かなりのレベルでヨーロッパの中心だと思うよ。毎日、仕事をするための英語を学びに多くの人がここにやってくる・・・求人も多いんだ。こんな街はそうないね。(他には)ニューヨークとか・・・
Q.お気に入りの場所は?
たくさんあるよ。 チェルシーにある僕の家の近くにある2つの大きな通り、キングス・ロードとフラム・ロード。ケンジントンパーク・ストリートのあるノッティング・ヒル地区。それから、東にはソーホー、ブリック・レーン、バラ・マーケット、サウス・バンク・・・止まることなく歩きつづけられるよ。
Q.もう本物の英国スーツは仕立てましたか?
とても英国的なブランドの『Hackett』でつくってもらってる。サヴィルロウはオーダーメイドスーツにおける素晴らしい通り(聖地)だけど、(サヴィルロウ以外でも)良い服を買う場所を見つけるのは難しくないよ。
Q.イングランドのフットボーラーの服装はスペインやイタリアとは違うと思う?
それほどでもないかな。でも、ブリティッシュ・スタイルは違ってるね。彼らは自分の身なりにかなり気を使うんだ。とはいえ、どのリーグにも外国人選手は多くいるし、全部ミックスされてる。
Q.スタイルに関して、誰から影響を?
フットボーラーで言えば、ランパードがジェントルマンだと思う。代表だとシャビ・アロンソだね。彼の普段の着こなしがかなり好きなんだ。
Q.旅をする際、いつも持っていく物は?
携帯電話の充電器(笑)。身だしなみキット、本、iPad・・・
Q.旅の際、何をして暇をつぶしてる?
読書したり、TVシリーズを見るのが大好きなんだ。プレイステーションをやるよりもね。
Q.最近、夢中になったシリーズは?
◆その(2)はこちら。
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