2014年W杯アフリカ予選(グループA)、エチオピア対南アフリカ戦は思わぬゴールが決勝点となった。1-1の同点で迎えた後半25分、エチオピアボールのフリーキックがゴール前に上がると・・・

 

南アフリカゴールを豪快に揺らしてしまったのは同国代表FWバーナード・パーカー。トゥウェンテでもプレー経験のある27歳のレフティーは前半に先制ゴールを決めていたのだが、この日2点目はまさかのオウンゴール・・・

結局これが決勝点となり、2-1で勝利したエチオピアは無敗でグループ首位をキープした一方、2位南アフリカは5試合目で初黒星。9月に行われる予定の最終節を残して両者の勝ち点差は5となったことで、エチオピアの第3ラウンド(最終予選)進出が決定。前回大会のホスト国、南アフリカは予選で姿を消すことになった。

南アフリカのイゲスンド監督は試合後、「まず初めにエチオピアを祝福しなければならない。タフな試合だったし、サポーターは素晴らしかった。ただ、それを言っても、これまでやってきた以上のことができなかった。 選手たちは持てるもの全てを出した・・・私はチームのプレーにとても満足している。我々は選手たちを誇りに思わなければならない」と話し、英雄から一転悲劇の人になってしまったパーカーを始め選手たちを労い讃えたそう。

また、オウンゴールのシーンを含め試合中ヒートアップしていたという南アフリカ代表GKイトゥメレング・クーンは「アウェイでプレーするとき何が起こるのかみんなが見たであろうことを望んでる。 向こうのキーパーは(時間稼ぎのために)倒れ込み、ボールボーイはボールをよこさなかった。でも、僕らがホームで戦う時には僕もああやる。それが問題なんだ」 、「僕は自分たちのサポーターから非難を浴びた。だから、アウェイでプレーする際何か起きるのが彼らが見たであろうことを望んでる」、「簡単ではなかったけど、僕らはここにやってきて全てを出し尽くした」と述べたそう。

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