先日、韓国のチェ・ガンヒ代表監督が「イランのマナーはひどいものだった。予選突破如何は関係なく、イランを討ちたいと思っている」と発言したことに端を発して、イランとの間には論戦が起こった。
イラン代表監督を務めているカルロス・ケイロス氏が「韓国の代表監督は、自分が発言したことを恥じるべきだ」と謝罪を求めれば、チェ・ガンヒ監督は返す刀で「ブラジルでのワールドカップは家のテレビで見ているといいさ」と挑発するなど、泥沼の様相を呈していた。
しかし実際の試合を前に、韓国で会見に臨んだカルロス・ケイロス氏は「もうそうのは終わらせよう」と騒動の終結を宣言した。ペルシアンリーグ・ドットコムが伝えている。
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カルロス・ケイロス イラン代表監督
「我々は韓国の代表チームを尊重している。ワールドカップ出場を確定し、使命を終えるために、大きなモチベーションを持って韓国にやってきたよ。
(韓国の監督や選手のコメントについて)
私は33年間いろいろな国で働いてきたが、試合前に血だの、復讐だのというのは聞いたことがないね。そういうものは、ここで全て終わらせるべきだ。
韓国についてはよく知っている。世界の全ての人は礼儀正しく親切で、利他的だ。私はそう信じている。試合に対しての望み方についても、特に一人、二人の誰かの見解によって変わるようなことはないさ。
(チェ・ガンヒ監督にウズベキスタンのユニホームを11枚くれと言われたことについて)
彼に渡すユニホームの準備はできていたんだが、いきなり11枚と言われるとな。それはさすがに用意できなかったよ。
まあ、実際には試合を終えた後、彼と握手してともにワールドカップ出場を祝いたいんだ。彼への贈り物としては、チーム・メッリ(イラン代表の愛称)のユニホームを渡したい」
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