宿敵レンジャーズの破産に伴う4部降格により、1強状態となったスコットランドの名門セルティック。2012-13シーズンはリーグとカップの二冠を達成した彼らが20日、2013-14シーズンに向けた新しいホームユニフォームを発表した。
1887年11月6日にクラブが誕生したセルティックは、翌1888年の5月、初の公式戦でレンジャーズと対戦(5-2で勝利)。それから125周年を迎えた2013-14モデルでは、偉大な選手たちに敬意を払ったデザインが採用された。
元日本代表の中村俊輔も在籍したセルティックのホームモデルと言えば、お馴染みの白に緑のボーダー。新ユニフォームではそこへさらに、ジミー・ジョンストン、ヘンリク・ラーションといった名選手たちが着けていた“背番号7”に因んだ7本線を取り入れ、記念モデルらしい一味違った仕上がりとなっている。
胸スポンサーは昨季までの「Tennent's」に代わり、アイルランドの酒造メーカー C&C Groupの別ブランド「Magners」のロゴが入る。
なお、余談だが、41歳になったラーションは先日、自身がアシスタントコーチを務めるスウェーデン4部のヘーガボリでリーグ戦に出場。実はこのクラブでは15歳の息子ジョーダンもプレーしており、ピッチでの親子初共演を果たしている。
17番がジョーダン。やはり父親に似ている感じが。