6月26日、ア・ボラ紙は「スポルティング・リスボンに所属している元ポルトガルU-21代表DFジョアン・ゴンサウヴェスは、わずか25歳での引退を決意した」と報じた。

ジョアン・ペドロ・ド・エスプリト・サント・ゴンサウヴェス、通称“ジョアン・ゴンサウヴェス”は1988年生まれの25歳。攻撃参加と正確なクロスボールで知られた右サイドバックである。

幼少期からスポルティングで育成された生え抜き選手で、トップチーム昇格後はオリャネンセやヴィトーリア・ギマランエスにレンタル移籍していた。2007年にはU-19欧州選手権に出場したこともあるエリートであった。

一昨年のオリャネンセでの活躍によって評価を高め、昨季はスポルティングに復帰。しかし左膝の負傷に苦しむ日々を過ごすことになり、後に貸し出されたヴィトーリア・ギマランエスでも数試合の出場にとどまっていた。

早すぎる引退の決定については、スポルティング、そしてヴィトーリア・ギマランエスのメディカルスタッフと連携して下されたものであるとのことだ。なお、引退後はスポルティングの下部組織でU-16の指導に当たるという。

プロサッカー連盟

ジョアン・ゴンサウヴェス

「最終的には、自分が感じていなかった様々な問題が原因となって、引退という決定に合意した。メディカルは私に『問題の解決方法がない』と言った。せっかくサッカー選手になるという夢を叶えたのに、それをこんなに早くやめなければならないなんて、とても悲しい。

でも、スポルティングで指導者ができるのは大きなチャンスだ。この状況を克服するためには、やはりサッカーで進んでいくことが重要だと思うからね」

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