リーグ・アン最多の10度の優勝を誇り、2008-09シーズンに松井大輔が所属していたことで知られる名門サンテティエンヌ。近年はタイトルから遠ざかっていたものの、2012-13シーズンは上位争いを展開。リーグで5位に入ったほか、リーグカップでは決勝でレンヌを1-0で下して初優勝。「将軍」ミシェル・プラティニを擁してリーグ優勝を達成した1981年以来、実に32年ぶりとなるタイトルを獲得し、ヨーロッパリーグの出場権を手にしている。
今年、クラブ創設80周年を迎えたサンテティエンヌの2013-14モデル。ホームは、クラブが9度のリーグ制覇を成し遂げた1950年代後半から1970年代のユニフォームを元にした、クラブカラーの緑にVネックというクラシカルなデザインを採用。内側には、創立時(1933年)から1940年にかけて使用していたシンプルな初代エンブレムがプリントされている。胸スポンサーはオンラインポーカー大手のWinamax。
ASSEはクラブの正式名称である「Association sportive de Saint-Étienne Loire」の略。
一方アウェイは、ホームに比べモダンな仕上がりで、1967年から5年間在籍し、3度のリーグ優勝に貢献したFWサリフ・ケイタの愛称である「黒豹」から、黒をベースに右脇には鋭い爪痕をデザイン。ケイタは当時、その活躍ぶりからクラブエンブレムに黒豹が取り入れられたほどの名選手であり、バルセロナなどで活躍したMFセイドゥ・ケイタの父親としても有名。現在はマリサッカー協会の会長を務めている。