7月5日、「Banca Popolare di Milano」とのスポンサー契約の締結に関するプレスカンファレンスに登場したミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、移籍市場について語っている。
「何度も話してきたが、我々は順調だ。もし誰かが移籍すれば、誰かと契約する。我々はスカッドの人数を整えなければならない。私の意見ではクオリティの観点からね」
「昨夜アンドレア・ポーリと夕食を共にした。彼はミランの大ファンだよ。ポーリはメディカルを受けている。彼は月曜から一緒にトレーニングするだろう。ポーリの取引はサンプドリアがサロモンと合意に達するまではまだ正式じゃない」
「我々は昨日サントスに新しい条件を送っている。我々は1000万ユーロであればロビーニョを放出する。彼らはディスカウントを受けたんだよ。ブラジルの移籍市場が閉鎖する7月15日までに何が起きるか待っているよ」
「本田圭佑?本田はトレクアルティスタだと思っている。我々はロビーニョの代わりにストライカーと契約するだろう。そのストライカーはロビーニョよりも若い選手になる見込みだ。我々は32歳、33歳という年齢のストライカーとは決して契約しないだろう。彼は30歳よりも若い。我々には良い選手が揃っていると思うし、若返りにも挑戦している。獲得した4選手は移籍した選手たちよりも若いからね」
「欧州で最も若い選手層の1つだ。我々のモデルはアーセナルと似ているね。エマヌエルソンはミランに残るだろう。彼や監督と話すことになる。エル・シャラウィは満足しているよ。彼と何を話したかを明かす事はない。なぜならそれはプライベートな事だったからだ。だが、とても建設的な話し合いだったよ」
「マーケット?交渉は進んでいるよ。だが、まだ時間は多く残されている。移籍市場は7月1日に開いたばかりだ。我々はサパタとの契約に大きな投資をした。バロテッリは間違いなく売却不可能だよ」
「来季のスカッドは3人のGK、9人のF、8人のMF、そして5人のストライカーだ。(新しいプリマヴェーラの監督である)インザーギ?ピッポ・インザーギは良く成長しているね。彼はたゆまぬ努力をしているね。現役時代同様に素晴らしい監督になるよ。インザーギにはオファーがあったが、イタリアでは一度監督になったらプロ選手には戻れないんだ」
「ピッポ・インザーギは選手を求めてきたよ。フィリッポ・ガッリに彼とそのことについて話すように言ったよ。ピッポに「ノー」というのは無理だよ」
また、今日の午後、ビーチを訪れているガッリアーニを『TuttoMercatoWeb』が直撃。噂されるフィオレンティーナのMF、アデム・リャイッチの獲得について語った。
「我々には強いスカッドがあると確信しているし、もし誰かがサれば、他の選手がやってくるよ。もしそうでなくとも我々は優れているよ」
「我々はサントスとロビーニョについて話し合っているが、ブラジルのマーケットが閉まるのは7月15日だからあと1週間残されている。アデム・リャイッチに興味があるとは言っていない。私は単にリャイッチの個性はミランにフィットすると言ったに過ぎない。彼はセカンドアタッカーであり、若い。だからロビーニョが移籍すれば、我々は多くの選手を検討するし、その中にリャイッチも含まれている」
「彼はいまはフィオレンティーナの選手だが、彼らはリャイッチの売却を望んでいない」