7月23日、スーパースポーツ・ドットコムは「元ナイジェリア代表選手のフィニディ・ジョージは、マジョルカのU-16でコーチを務めることになった」と報じた。
フィニディ・ジョージは1971年生まれの42歳。かつては圧倒的な快速を生かした突破で名を馳せたウイングとして活躍。ナイジェリア代表ではワールドカップ3大会に出場するなど、90年代の名選手と言える存在。
93年から所属したアヤックスでブレイクし、エールディヴィジ三連覇やチャンピオンズリーグ制覇に貢献、その後スペインに渡ってレアル・ベティスでも得点を量産。晩年にはマジョルカ、イプスウィッチ・タウンでプレーし、2004年に引退した。
それか10年近く経ち、指導者としてピッチに戻ってくるフィニディは、スーパースポーツ・ドットコムの取材に対してこのように話した。
スーパースポーツ・ドットコム
フィニディ・ジョージ
「一つのカテゴリーのトレーニングを任されるというのは、名誉なことだ。上手く行けば、3,4人の選手をトップチームに送り込むことが出来ると考えている。
来年にはUEFAのAライセンスを取得することが出来る。そうなればマジョルカでの仕事がよりやりやすくなると思う。
選手時代の実績が良い影響を与えてくれると信じている。アヤックスやマジョルカ、ベティスでともにプレーしたチームメイトも、たくさんコーチとして活躍しているからね。ここで一生懸命働くことで、今後トップチームの監督を務められたらと思う。
私は何も問題は持っていない。監督のアシスタントとしてスタートするが、すぐに様々なことを吸収できる。
もちろん、ナイジェリア代表チームも指揮したい気持ちがある。オファーがあれば考えるよ。しかし、それは経験を積んでからだ。やはりそれは必要になるからね」