シャルケ04は27日、2010年から2シーズン在籍した元スペイン代表FW、ラウール・ゴンサレスが所属するカタールのアル・サッドとプレシーズンマッチを行い、9-0で勝利を収めた。

2010-11シーズンのCLベスト4進出に大きく貢献したラウールの送別試合的な位置づけとなったこの試合、ヴェルティンス・アレーナには満員となる61,973人が詰めかけ、ラウールは前半はアル・サッド、後半はシャルケの一員としてプレー。そして、シャルケが7-0と大量リードを奪って迎えた65分、待望の瞬間が訪れる。

今オフに契約を2018年まで延長したシャルケの新10番、ユリアン・ドラクスラーが右からのクロスをファーサイドで受けると、相手選手3人を交わし、最後はGKの目前でヒールを使った小粋なラストパス。これを確実に流し込んだラウールは、すぐさま19歳のドイツ代表MFの華麗なプレーをたたえた。

試合はその後、ラウールがPKでさらに1点を追加し、9-0で終了。ラウールは86分に、今季から7番を着けるU-18ドイツ代表MFマックス・マイヤーと交代した。なお、日本代表の内田篤人は後半から45分間出場している。

【試合のハイライト】

 

この試合のメンバー表には両チームに「7 Raul」が。

試合後、ピッチ上ではスペイン人のラウールに因んでパエリア・パーティーが開催。選手やスタッフに加えサポーターにも振舞われたとのことだ。

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