J2のコンサドーレ札幌が先月22日に獲得を発表したベトナム代表FW、レ・コン・ビン。「ベトナムサッカー界の英雄」と言われる27歳のスーパースターのJリーグ入りは、昨今のJリーグアジア戦略ともあいまって、多くのサッカーファン、そしてJクラブから注目されている。
そのレ・コン・ビン、8月1日から2014年1月1日までの4ヶ月間、所属するソンラム・ゲアン(ベトナム)からの期限付き移籍という形で入団したのだが、その後、チームへの合流が8月6日に延期となったことが札幌から発表された。そんな彼の近況を地元メディア『Tiền Phong Online』が伝えている。
レ・コン・ビンは日本人選手ならカズに例えられるほど影響力が強いため、実はベトナムでのアウディのブランド大使を務めており、現在ミュンヘンのアリアンツ・アレーナで開催されている「アウディカップ」にゲスト参加中。その一環で、昨季の欧州王者であるバイエルンのクラブハウスを訪問し、トーマス・ヘルマー(左)、パウル・ブライトナー(右)というクラブのレジェンドたちと写真に収まったようだ。
171cmと小柄ながらテクニックとパワーを兼ね備え、ベトナム代表で55試合出場、31ゴールを記録しているレ・コン・ビン。
彼は、本日1日に行われる3位決定戦と決勝戦を見届けた後、2日にベトナムへ帰国。そして前述の通り、6日にチームへ合流ということで、デビュー戦は早くて11日の横浜FC戦(札幌厚別)となる。