チリ1部リーグ、サンティアゴ・ワンデレルス対アウダックス・イタリアーノ戦での驚きの出来事。

この試合のヒーローはサンティアゴ・ワンデレルスのGKマウリシオ・ビアナだった。試合はスコアレスで進むなか、ホームのワンデレルスは後半40分にFWが退場、さらに45分には自陣ペナルティエリア内でPKを獲られ、もう1人が退場になってしまった。この絶体絶命のピンチでGKビアナは見事に相手のシュートをストップし、試合は0-0の引き分けで終了。 24歳の守護神はチームに勝ち点1をもたらす活躍をみせたのだ。

 

が、試合直後、ロッカールームへと戻ったビアナは腹部に激痛を訴えると、一般車に乗せられて病院へと急行。なんでもスタジアムに配備されていた救急車はもう出番はないだろうとして引き上げていたそうで、「救急車を待つよりも一般車で運ぶほうがずっとよい」とのメディカルスタッフの判断でそうしたんだとか。

そして、検査の結果ビアナの小腸に穴が開いていたことが判明。なんでも、ビアナは後半33分あたりに相手FWオマール・サラサールと衝突した際に腹部を痛めたようで、その状態(腸穿孔?)のままピッチに立ち続けたそう。

 

このシーンで負傷したとも

その後緊急手術を受けたビアナだが、現在容態は落ち着いているようで、復帰までには3,4週間ほどかかる見込みだと伝えられている。

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