エースストライカーのウェイン・ルーニーの去就が不透明なマンチェスター・ユナイテッドだが、既に後釜となるストライカーの獲得に動いていると『Sports Direct News』が報じている。

ユナイテッドがイングランド代表FWの代わりに獲得しようとしているのはポルト所属のコロンビア代表FW、ジャクソン・マルティネスだ。マルティネスにはナポリ、リヴァプール、トッテナムが強い関心を示しているが、3300万ポンドという昨季のポルトガルリーグ得点王の価格に尻込みした形で去就は未だに定まっていない。しかし、オールド・トラッフォード側はこの移籍金を支払うつもりで準備を始めたようだ。

ユナイテッドの新監督、デイヴィッド・モイーズはチアゴ・アルカンタラの獲得に失敗し、セスク・ファブレガスの獲得も難しい情勢と未だに大きな契約を結ぶことに成功していない。マルティネスを獲得する事でウェイン・ルーニーの代役を確保すると共に、ユナイテッドファンを安堵させたい考えのようだ。

マルティネスがぽるとに加わったのは昨年の7月の事。移籍金700万ユーロでメキシコのハグレアスからポルトへ渡ると39試合で34ゴールと大爆発。クラブのリーグ制覇に大きく貢献した。仮にユナイテッドへ移籍するとすればロビン・ファン・ペルシーとコンビを組む事になり、ハビエル・エルナンデスとレギュラーの座を争うことになる見込みとの事。

ルーニーの去就次第という感は否めないが、大きな補強もなくエースが退団するとなればユナイテッドも大型投資に動かざるを得ないだろう。

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