8月9日、Sportal.bgは「スラヴィア・ソフィアに所属しているブルガリア代表MFボリスラフ・バルジイスキが殺人罪で起訴された」と報じた。
事件は今週の火曜日、ちょうどチャンピオンズリーグ予選、パルチザン・ベオグラードとルドゴレツ・ラズグラトの試合が終了した後に発生。クラスノ・セロ地区にあるカジノの外で、35歳(一部報道では36歳)の男性、ペテル・アレクソフ氏が道路に落下して死亡しているのが発見された。
捜査の結果、加害者とみられる若い女性とそのボーイフレンド、さらにもう一人の男性が逮捕された。その一人がボリスラフ・バルジイスキであったとのこと。
ソフィア市警察関係者は記者団に対して「犯罪が行われた際のビデオ映像を検証し、詳細なレポートが作成された後、彼はソフィア市検察庁により起訴された」と記者団に語ったという。
もし最終的に有罪になった場合、バルジイスキには最低10年、最大で懲役20年の罰則が科せられる可能性がある。
ボリスラフ・バルジイスキは1990年生まれの22歳。レフスキ・ソフィアの下部組織出身のMFで、2011年からはチェルノモレツ・ブルガスでプレー。今夏スラヴィア・ソフィアに加入したばかりである。昨年はハンガリーとの親善試合でブルガリア代表に選ばれており、期待の若手の一人であった。
ロイター
ヴェンツエスラフ・ステファノフ スラヴィア・ソフィア会長
「この事件についてはそれほど詳しいことは把握していないが、すでに彼はスラヴィア・ソフィアの選手でないことは伝えられる」
ロイター
ディミタール・ディミトロフ チェルノモレツ・ブルガス監督
「本当のことだとは信じられない。とにかくショックを受けている。彼は何の問題も引き起こしたことがない、とても静かな青年だった」