2012シーズン、J1昇格初年度で5位という好成績を残したサガン鳥栖。ユン・ジョンファン監督やエースの豊田陽平との契約を更新し、J1定着を目指して迎えた今季だが、20節終了時点で15位。他チームの鳥栖対策が進むなか、リーグ最多の46失点を喫しており、残留に向けてブラジル人ボランチのニルソンを補強。さらに、菊地直哉(新潟)、播戸竜二(C大阪)、そしてスクランブルに陥ったGKには林彰洋(清水)と、実力者を期限付き移籍で獲得している。

鳥栖は今週末の17日、ホームのベストアメニティスタジアムで、監督の電撃交代があった4位の大宮アルディージャと対戦。サマーカーニバルの一つとして位置づけられたこの試合では、選手たちが着用するものと同じ限定の記念ユニフォームを、なんと来場者全員にプレゼントする。

Sagan Tosu 2013 Warrior Summer

今季からサプライヤー契約を結んだWarriorによる記念ユニフォームは、佐賀県のイメージカラーである緑を採用したユニフォーム。夏の風物詩スイカを模したデザインで、愛称もそのまま「スイカユニフォーム」となっている。

背番号は鳥栖のサポーターナンバーである「17」。この数字はクラブの前身であるPJMフューチャーズ(静岡県浜松市)を佐賀県鳥栖市に誘致した、故・坂田道孝氏の命日1月7日に由来しており、2005年にJリーグ初の永久欠番に制定された。

「スイカユニフォーム」の配布は試合当日、スタジアム北のサンメッセ鳥栖との間にある都市広場で行われる予定となっており、サイズはLサイズとXLBサイズの2種類。引き換えの際には、ドリパス、チケット、記念ユニフォーム引換券のいずれかが必要となる。詳しくは公式の「ユニフォーム引換対象一覧表」で(PDF注意)。

チケットはサポーター席がわずかながら残っているようなので、欲しい方はお早めに。なお、大宮側のチケットでもゲットできる。

14日のウルグアイ戦では64分から柿谷に代わって途中出場した豊田。欧州組との融合という意味ではなかなかうまくいかなかったが、チームの貴重なオプションとなりうる存在だけに、鳥栖で引き続き結果を残して来年のブラジル行きを狙いたい。

◆2013-14シーズン新ユニフォーム情報まとめ

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