8月17日、AFP通信は「元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が、古巣ニューカッスル・ユナイテッドのフランス化に懸念を表明した」と報じた。
イングランド・プレミアリーグで戦っているニューカッスル・ユナイテッドは、昨年からフランス人選手の獲得を続けていることで知られている。
それ以前から所属していたハテム・ベナルファに加え、ヨアン・キャバイ、ムサ・シソコ。ヨアン・グフラン、マプ・ヤンガ=エンビワ、ロマン・アマルフィタノ、マサディオ・ハイダラ、ガブリエル・オベルタン、マテュ・ドゥビュシが加入。さらに今夏はQPRからロイク・レミを迎え入れており、所属しているフランス人選手は実に11名を数える。一部メディアは『植民地』と皮肉交じりに呼んでいる状況である。
かつてニューカッスルで404試合に出場し206ゴールを決めたレジェンドとして知られるアラン・シアラーは、BBCのラジオでこの補強方針にはリスクがあると話した。
AFP
アラン・シアラー
「私は、ドレッシングルームにあまりにも多くのフランス人選手がいるのは健全なことではないと思うね。チームが上手く行かない状況になってしまったとき、こういう構成では得てして選手たちが小さなグループに分かれてしまうものだ。
アーセナルはかつて多くのフランス人選手を獲得し、そして成功に導かれていった。しかし、ニューカッスルではそのような成功を収められていないように見える」