8月24日、レキップ紙は「フランス・リーグアンのマルセイユに所属しているアルジェリア代表MFフード・カディールは、レンヌへの移籍が近い」と報じた。

フード・カディールは1983年生まれの29歳。フランス生まれであるが、2010年のワールドカップを前にアルジェリア代表を選択し、その後は中心選手となっている攻撃的MF。

カンヌ、アミアンで活躍し、2009年にヴァランシエンヌへステップアップ。3年目にレギュラーの座を掴み、11/12シーズンは34試合に出場。さらに昨季の前半戦では6ゴールを決め、冬にマルセイユに引き抜かれていた。

しかしマルセイユではなかなかチャンスが与えられず途中出場が主となり、今季は出番すらもほとんど手にできていない状態にある。

カディールに対してはバスティアも強く興味を示していると報じられてきたが、レンヌへの移籍が決まるのはもう時間の問題であるとのことだ。

また、レキップ紙は同日「元フランスU-21代表FWジレス・ケンボ=エココが、マルセイユに接近している」と報じた。

ジレス・ケンボ=エココは1988年生まれの25歳で、コンゴ民主共和国にルーツを持っているウイング。レンヌの下部組織育ちで、2012年にUAEのアル・アインへと移籍。今年のACLにも出場している。

契約は2016年まで残っているものの、今夏は実際にアル・ナスルへの移籍が有力と報じられていたことがあり、本人もフランスへの復帰を希望しているという。

また、アル・アインは今季ブラジル代表MFミシェウ・バストスを獲得しており、外国人枠はすでにオーバーしている(ルーマニア代表MFミレル・ラドイ、ガーナ代表FWアサモア・ギャン、オーストラリア代表FWアレックス・ブロスクとミシェウ・バストスで3+1)状態。クラブにとっても、高い給料を払ってケンボ=エココを保持しなければならない理由がない。

マルセイユはこれまでフランス代表FWロマン・アレッサンドリーニ(レンヌ)、フローラン・トーヴァン(リール)の両名の獲得に動いていたものの、この交渉は相手クラブに拒否されており、ずっと進んでいない。その代わりとして、ケンボ=エココの獲得に向かう可能性が示唆されている。

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