アーセナルは9月2日までになんとしても新しい選手を獲得しようと動いているようだ。
『The Sun』によれば、指揮官のアルセーヌ・ヴェンゲルは1700万ポンドにオファー内容を改善してニューカッスルのヨアン・キャバイ獲得へ向かっているという。また、同紙によればレアル・マドリーのアンヘル・ディ・マリアにも興味があるという。
キャバイは2011年にリールからセント・ジェームズ・パークへやってきた。73試合で11ゴール11アシストを記録し、一躍プレミアリーグ屈指のMFとしての評価を確立している。アーセナルは1000万ポンドの移籍金でこのフランス代表の獲得を狙ったが、ニューカッスルは即座にこのオファーを拒否。指揮官のアラン・パーデューは「侮辱的だ」とアーセナルの姿勢を非難していた。しかしながら、アーセナルは1700万ポンドにオファー額を増額させて27歳のフランス代表の確保に向かうようだ。ニューカッスルは2000万ポンドと評価しているようだが、その差は確実に詰まったといえるだろう。
ディ・マリアについてはやはりギャレス・ベイルのレアル・マドリー移籍が関係しているようだ。同じ左利きのワイドアタッカーであるディ・マリアは自らの将来を危惧しているといわれ、玉突き移籍が発生するといわれている。しかし、ヴェンゲルはこの25歳のアルゼンチン代表の獲得が容易いわけではないことを重々に承知している。ディ・マリアはレアル・マドリーとの契約を2018年まで残しており、移籍金はキャバイ以上に高額になることは間違いないだろう。
夏のマーケットの前から大物選手の補強を目指すと言われてきたアーセナル。果たしてデッドライン間近でのダブル獲得でグーナーたちを喜ばせる事ができるのだろうか。