今夏レッチェとの契約を終えフリーの身となっていたところ、先月25日にイングランド2部リーグのQPRへ加入した元ウルグアイ代表エルネスト・チェバントン。
現在、QPRのFW陣はボビー・ザモーラやアンディー・ジョンソンなどが負傷し、選手層が薄くなってしまったことから、ハリー・レドナップ監督の希望により移籍が実現したようだ。
チェバントンはQPR行きについて、現地メディアで以下のようにコメントしている。
「レドナップ監督がオレを強く望んでくれたことが、移籍の決め手となった」
「迷わなかった。オレのプライオリティーはここロンドンに来ることだった。それにいい経験にもなるからね。オレは既にスペイン、フランス、イタリアでプレーする機会があったので」
「オレはクラブがプレミアリーグに戻れるように、全力で貢献したいと考えている。イングランドでのプレーを楽しみにしているよ」
なお、現地メディアによれば、チェバントンはレッチェと生涯契約を結んでいたというが、本人曰く、
「事情が違うことになった。その理由はクラブ側に聞かなきゃならない。オレはレッチェがどのカテゴリーにいてもずっといるつもりだった」とのこと。
(なお、レッチェを退団後、7月10日からはレッチェにあるコペルティーノというチームの練習に参加していた模様。)
チェバントンは切れ味鋭いドリブルでのアグレッシブな仕掛けや、強引なシュートや正確なフリーキックを武器にレッチェ、モナコ、セビージャなどで活躍。2001シーズンから5シーズン連続で二桁ゴールをマークし、2003-04シーズンにはセリエAで19得点を記録。昨シーズンはイタリア3部リーグのレッチェにて、プレーオフも含め14試合に出場し6ゴールをマークしていた。