ドルトムントのアタッカー、マルコ・ロイスにマンチェスター・ユナイテッド移籍の噂が浮上している。

『Sports Direct News』によれば、ロイスの売却条項を行使して獲得する事をユナイテッドが望んでいるという。24歳のドイツ代表は2012年の1月にヴェストファーレンへと戻って以来成功を収めており、欧州の強豪クラブが興味を示している。

ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は元ボルシアMGのMFをキープすることに全力を尽くすとみられているが、ドルトムントはこれまでにも多くのトップタレントを売却してきたことで知られており、移籍の可能性がゼロではないといわれている。

ロイスの売却条項は3100万ポンドであるが、デイヴィッド・モイーズ監督はドイツ代表アタッカーの能力を考えればバーゲン価格であると考えており、ユナイテッドの攻撃陣を爆発させる起爆剤としてロイスの加入を切望しているとの事。

しかし、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァッケ会長は以下のように語り、残留を強調している。

「マルコはここで生まれており、彼の家族もここにいる。そして彼の人生の全てはここで費やされてきた。彼はドルトムントが彼にとって理想的なクラブであることをわかっている」

「彼はこの街がマリオ・ゲッツェにしていた事よりも密接な関係をクラブと築いている」

昨季は19ゴールを奪い、クラブをチャンピオンズリーグファイナルまで導いたロイス。今季は既に7ゴールを奪うなど成長著しい活躍を見せており、今後ますますニュースが流れる選手となるのは間違いないだろう。

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