ドルトムントの指揮官、ユルゲン・クロップはマンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF、香川真司の復帰を熱望しているが、ネヴェン・スボティッチとの交換移籍には応じないと『Daily Mail』が報じている。
先日イングランドやドイツのメディアによって取り上げられた香川とスボティッチのトレードの噂。日本でも広く報じられ、ドルトムントやクロップと香川の強い結びつきを感じさせたが、この噂についてドルトムントに近い情報筋が『Daily Mail』に対して以下のように語ったという。
「ユルゲン(・クロップ)は香川をクラブに戻したがっているし、彼(=香川)へのドアはいつでもオープンなのは明らかだ」
「彼が退団した時、シンジは本当に感情的だったし、シンジは行きたくないと言った。しかし、ユナイテッドでプレーする可能性を断れなかった。いまはうまくいかなくなっているようだね。戻ってくるならば両手を拡げて歓迎されるはずさ」
「だが、ユナイテッドはスボティッチのことを忘れる必要がある。首脳陣の前にそれが出た時、直ちに拒否されたよ。クロップは彼を失いたくないんだ。彼はまだ24歳だが、経験豊富であり、チームにとって不可欠な選手だ」
この情報筋が本当にドルトムントに近いのかは不明だが、この発言が正しければ、既にドルトムントはユナイテッドにアプローチ済であり、その際にスボティッチの話が浮上したのは間違いない事になる。去就に関する報道の続く香川だが、1月までこの流れは続くと考えて良いだろう。